かじり好きな動物さんのためのワークショップ かじかじ大好き!
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かじり好きな動物さんのためのおもちゃワークショップ、かじかじ大好き!が誕生したきっかけとは・・・

 その1〜いぐさつながりで・・・

私はこのかじかじ大好き!を立ち上げる以前からいぐさの情報を発信するHPを運営しておりました。 そのため日ごろから、イグサについての本を読んだり、農家に取材したり、 またインターネットでも調べ物をよくしていました。
そんなある日、いつものようにインターネットで調べ物をしておりましたところ、 たまたまうさぎさん関係の掲示板にたどりつきました。 そこには「畳をかじるorイグサを好んで食べるけど大丈夫でしょうか?」という 飼い主さんの書き込み・相談がいくつかありました。 そうした相談について、HPの管理人さん(個人や獣医さんの場合もあり)らは 「かじっても大丈夫でしょう」という回答をされていました。 そのとき、「これは・・・いけない」ととっさに思いました。

なぜ[いけない]のか。 その理由はこうです。
海外産・国産を含めていぐさには多くの農薬・着色料が使用されているため、動物さんにとって安全とはいいがたいからです。
しかし、いぐさ自体は牧草と似た香り・成分ですし、実際(野生の)鳥やねずみ(ジャコウネズミ)が食料・巣の材料としてもいぐさを利用しています。
そのため 、 動物さんにとっては自然と【かじる】対象になってしまうのかもしれません。

このときに気づきました。多くの人が動物が畳をかじって食べてしまうことにほとんど危機感を感じていないのだ、と。
こうしたケースは ネットだけの話でもないと思い、小動物を診察できると表示のある病院にも「畳を食べてしまった場合は・・」と電話で問い合わせてみました。 案の定、ペットが畳をかじるケースは多いらしく獣医さんも 「大丈夫とは思いますよ。草ですから。でも大量には食べさせないほうがいいと思います。」 とあまり深刻なことではないといった感じで答えてくれました。考えてみれば、畳やゴザ用に栽培されるいぐさにどれだけの農薬が使われているかなんて、獣医さんが知るはずはありません。

また、今度は知り合いの畳店さんに「動物が畳をかじっていることって多いですか?」と聞いてみました。すると、 「けっこうあるよ。うさぎとかねずみだね」という回答でした。 さらに危機感が募りました。 しかし、「畳やござをかじらせることは安全ではない」という警告を誰に、どう伝えたらよいのだろう・・・・・・ まず、思いついたのは、運営中のいぐさのHPにそれらの警告を掲載することでした。 しかし、このHPはいぐさや畳が主の内容のため、 ペットに関心のある人がアクセスしてくれる可能性はほとんどありません。 「どこに、そして誰に伝えたらいいんだろう・・・・」 いろいろ考えた末、知り合いのペットショップさんに相談にいくことにしました。

 その2〜自分でつくってみたら?といわれて・・・

知り合いのペットショップさんに「どうやって訴えたらいいんでしょう?」と相談してみました。
いろいろお話をしているうちに、こうアドバイスを頂きました。
「イグサの敷き物にそんなに大量の農薬が使われていることはほとんどの人は知らないし警告することはとってもいいことだと思う。 だけど、いぐさを好きな動物が多いんだったら、ただ警告するんじゃなくて、そうした動物用に逆にかじっても安心ないぐさでおもちゃを作って提案してみたら?」

また、イグサのHPを運営しているので、地元でも数少ない無農薬・減農薬でのいぐさ栽培農家の知り合いもいました。 でも・・私がおもちゃを作るなんて・・・・と躊躇していると 「小動物用って犬・猫用に比べるとまだまだ少なくて、飼い主さん達も不満があるんじゃないかなぁ。 しかもかじって食べても大丈夫で安全性も判っているようなおもちゃならきっと喜ばれると思うよ。 使う人のことを考えて、いぐさの成分や農薬の情報を表示することを忘れないでね。それが大事。」 と背中を押されました。
※ このショップさんは、大阪府池田市:阪急池田駅近くの「ペットゾーンC-V(シースリー)さんです。 店長さんは一級愛玩動物飼養管理士の資格もお持ちです。 私が昔オカメインコと暮らしていたときにお世話になった動物病院の先生が、 「ここの店長さんはとても詳しいから日ごろペットのことで困ったことなどあったら相談するといいよ」と紹介していただいた方です。

そんな店長さんから励まされて、 「善は急げ」でさっそく原料のいぐさ探しから行いました。
まず、 知り合いのいぐさ農家さんから減農薬のいぐさを分けてもらい、同時に日本食品分析センターでの分析の提示もお願いしました。 また、かじり好きな動物さんたちの【かじるパワー】に負けないために、いぐさをロープ状に加工してみることにしました。 早速、できたサンプルを大阪府内の幾つかのペットショップさんにも持ち込みました。 動物さんが、喜んでいぐさをかじって・遊んでくれるかどうか?を試してもらうためです。 それと同時にインターネットでも、うさぎのHPを運営している個人の方や、 大阪以外の小動物・うさぎ専門のショップさんにもムリにお願いしていぐさのサンプルを試してもらいました。
※協力いただいたみなさま本当にありがとうございました。

 その3〜フリーマーケットで思わぬ反応!

話しはちょっと前後しますが、2003年の5月に大阪府内の大規模なフリーマーケットに参加する機会がありました。
※大阪万博記念公園で開催される来場者数2〜3万人規模のとっても大きなイベントです。

このとき、このフリマでいぐさのおもちゃを売ってみようか・・・・と思いつきました。 おもちゃ・・・といっても当日思いつきで作ったもので、ヘンテコリンな形でした。(今思えば・・・) そして、POPもデカデカと「うさぎやハムスター、プレ、インコなどかじり好きな動物さん用おもちゃ」と描きましたが・・・ 正直、「こんな(みてくれの悪い)もの買ってくれるのだろうか??」と思っていました。

ところが、あれよあれよという間に売り切れてしまったのです! 作って補充しても、すぐ売り切れるので、隅っこでアタフタ作りながら販売していました(笑)。 「なぜ、買ってもらえるのか」それが知りたくて、このおもちゃを買っていただいた方何人かに尋ねました。 答えは大体同じで、「安全なものでできたおもちゃってあんまりないのよ。こんなの探していたの」とのことでした。 また、飼っている動物さんも、うさぎ・プレーリードッグ・チンチラ・ハムスター・インコ etc.というさまざま。 フリーマーケットという場所で、飼い主さんたちのニーズというか意見も知ることができとても勉強になりました。 そうこうしているうちに、以前いぐさのサンプルを送ったショップさんや飼い主さんたちから意見が返ってきました。

特に、形についてはさまざまな意見をいただきました。(丸いもの・固定できるもの・複数種類あったほうがいい等) また、動物さんたちの反応もさまざまでした。 喜んですぐにおもちゃを破壊してしまうコ、あまり興味を示さないコなど個性によっても反応が違うとのことでした。 全体的には、8割が「反応がよかった・嗜好性が高い」という意見でした。 また、一番嬉しかったのはフリーマーケットの時と同様に、 「こういう素材の安全性(農薬の使用等)が判るおもちゃがないかな〜と思ってた」というコメントを戴いたことでした。
現在、小動物用のいろんなおもちゃが販売されていますが、 きっとこのいぐさのおもちゃの登場待っていてくれる(?)飼い主さん・動物さんがいると信じて、おもちゃの発売を決心しました。 形については試行錯誤した末、基本のおもちゃの形をいくつか作ることができました。 でも、これで終わりではなく、まだまだみなさんの意見をくみながら、もっと楽しく・役に立つおもちゃを作りたいと思っておりますので発展途上というところです。

 最後に〜楽しい毎日のために・・・

・・ココまでお読みいただいて本当にありがとうございます。 おもちゃだけでなくこのサイトのコンテンツも、たくさんの専門スタッフ・ショップ関係者・飼い主さんたちからのご意見・アドバイスがなければ誕生することはありませんでした。
特に、動物さんの飼育環境がいい素晴らしいショップさんに目をつけて、毎週のようにおじゃましてしまいました。
※大阪府吹田市の東急ハンズ江坂店のペットショプ「ペッツリビン」さんありがとうございました!(※現在このショップさんは閉店されています 2008年6月1日追記)

一方、そうしたみなさんの協力やアドバイスを頂きながら、 私はおもちゃの素材や形を提案して動物さんも飼い主さんも楽しくなるような時間をお届することに心を砕きたいと思っています。 そのためにも、生産農家さん・加工業者さんといっしょに努力し安全性の高い素材をお届することをお約束します。

私の喜びは、「動物さんと飼い主さんが楽しめる・喜んでくれる」。その一言に尽きます。
ペットといっしょの楽しい日々は大切な大切な思い出です。(私もそうでした。) そんな貴重な日々を、もっと長く・楽しく過ごしていただくお手伝いができればと思います。 どうか、みなさまの「こんな風に使ったら楽しかった」「動物さんの反応が面白かった」という喜びの声をお寄せください。 待っています!

 おまけ〜かじかじ大好き!の沿革

2003年冬・・・減農薬栽培のいぐさのおもちゃの試作品作りをはじめる
2003年6月・・・「かじってTOY」という名称でおもに小動物用のいぐさのおもちゃを販売。同時にオンラインショップ「かじってTOY」をオープン。
2003年12月・・・鳥用のいぐさのおもちゃ「かじりーず」を販売開始。同時にショップ名を「かじかじ大好き!」に変更。
2004年11月・・・いぐさに加え、無農薬栽培稲わらの販売を開始
2005年7月・・・「かじかじ大好き!」大幅リニューアル 新たにサイザル麻(加工時:添加物なし)をおもちゃの素材として追加。
         使用いぐさを無農薬栽培のものに変更。
         さらに、これまで2つあったおもちゃのシリーズ「かじってTOY」と「かじりーず」をすべて「かじりーず」に統一。

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