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一般に売られている麻ひも・ロープについての知識

かじかじ大好き!でも使用しているサイザル麻はいぐさよりも硬く、強度もあるのでおもちゃの吊りさげひもとして有用と考えております。

このサイザル麻を使用したペットグッズとして、日本では猫のつめとぎ(ポール状やボード状)としてよく見かけます。
しかし、鳥や小動物のおもちゃにはあまりお見かけしません。
海外のペットショップやペットグッズオンラインショップをよく見ている方はご存知かもしれませんが、サイザル麻は鳥・小動物のおもちゃの素材として海外では大変ポピュラーなものです。
もちろん、これらのサイザル麻は動物さんが口にしても安全なものが使われていますが、ペット用としてではなく”一般的に販売されている”サイザル麻は注意が必要です。

日本では麻ひも・麻ロープといえば、ホームセンター・スーパーのガーデニング売り場にある「園芸用・梱包資材用」で販売されるものが一般的です。
材料はサイザル麻よりも、かなりやわらかい”ジュート麻”が使われている場合が多いです。
ところが、この一般で販売されているサイザルを含めジュートのひも・ロープは、動物さんのおもちゃ用としては不向きです。
理由は、製造工程でさまざまな添加物が使われていることです。

これらの麻ひも(原料はジュート、サイザル)は加工の段階で機械油や乳化剤、染料などがまぜられています。こうした市販の園芸用・梱包資材用「100%油が入っている(名古屋:麻輸入商社・メーカー複数回答)」とのことです。

よく「麻の匂いは強烈」や「クサい」と言われますが、麻がもつ本来の匂いではなくこれらの油・薬剤の匂いが原因です。

ではそれらの油や薬剤をどれだけの量、繊維に混ぜ込んでいるのかいうと、繊維全体の数パーセントに及ぶとのことです。
ガーデニング・梱包に使うのであれば構わないのですが、動物さんのおもちゃとして使うにはお勧めできません。

先に、海外ではペット用のおもちゃの素材としてポピュラー・・・と申しましたが、当然海外ではこれら添加物や油が入っていないピュアサイザル(表記:un-treated sisal、un-oiled sisal) を使っています。

もちろんかじかじ大好き!で使用しているサイザルも、油や染料などを一切使用していないピュアなサイザルです。きれいなオフホワイト色ですが、漂白も一切しておらず、これがサイザルの繊維の本来の自然な色です。


以下はさらに詳しい麻に関する情報です。関心のある方はご覧下さい。
繊維を取り出す部分
名前
別名
種類
用途
セルロースの割合
茎や幹
※靭皮(じんぴ)繊維
亜麻(あま) リネン 亜麻科 主に衣料 おおよそ60〜70%
※セルロース(食物繊維)
苧麻(ちょま) ラミー いらくさ科 主に衣料
黄色(こうま) ジュート しなのき科 主に麻袋、ひも
洋麻(ようま) ケナフ あおい科 主に建築資材・パルプ代替
大麻(たいま) ヘンプ 桑科 主に衣料、ロープ
           

※葉脈(ようみゃく)繊維
マニラ麻 アバカ 芭蕉科 主にロープ おおよそ50〜60%
※セルロース(食物繊維)
サイザル麻 サイザル せきさん科 主にロープ、カーペット

※マメ知識1 麻ではありませんが綿(コットン)は”種子繊維”に分けられます。コットンのセルロースの割合は80%くらいと麻類と比べ高めです。
※マメ知識2 衣料品・寝装に材料名としての表示できる”麻”は亜麻と苧麻(ちょま)のみと家庭用品品質表示法で定められています。
※マメ知識3 コーヒー豆が入っている麻袋もジュートやサイザルが使われています。しかし、食品を入れるということで通常と同じように機械油や染料を入れる加工は許されていません。加工時に使用するのは無毒な食用油か、毒性のないミネラルオイルが勧告されています。 ソース:EFSA 欧州食品安全機関  リンク許可をいただいていないのでコピー&ペーストでお願いしますhttp://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/162.htm
※マメ知識4 日本では麻(大麻)の栽培は法律で禁じられています。

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